カードローンの借り換えのメリット・デメリットについて解説します!

以前は銀行のおまとめローンがテレビCMで放送されていたため、どのような商品なのか知っている人も多いのではないでしょうか。
借り換えローンとは、複数社で利用している借り入れを、1本にまとめて安くするローンことを言います。
1本にまとめることで、毎月の返済金額の軽減、返済回数の軽減ができるメリットがあります。
一時的にブームになった借り換えローンですが、時間の経過とともにデメリットが表面化してきて、借り換えで金利や返済金額が安くなろうとも、すぐに契約を変更しない利用者も増えてきています。
今回は表面化してきたデメリットや、銀行や消費者金融で借り換えローンを契約する際のメリット、注意点についても比較形式でチェックしていきます。

 

1.返済が苦しければ借り換えも検討しましょう

 

借り換えローンは、消費者金融や銀行でも取り扱っていますが、商品の特性が違う部分があります。東京スター銀行では、借り入れ金額が100万円を超えたら借り換えローンに変更した方が良いとしています。
毎月の返済が苦しい、借金が減っていかないと感じたら借り換えローンを検討してみるのも良いですね。
消費者金融、銀行などが借り換えローン、おまとめローンという名前で取り扱っていますが、それぞれの商品には異なる点や特性があります。

?消費者金融、銀行などが取り扱っています

 

消費者金融、銀行共に借り換えローンの取扱いをしています。違いについて確認をしていきます。

・消費者金融の対応

 

プロミスやアコムという消費者金融が取り扱っている借り換えローンは、貸金業法に基づく契約になっています。
本来であれば消費者金融からの借り入れは年収の1/3を超えることが禁止されていますが、借り換えローンに関しては別枠で契約ができると法律に規定されているのです。
例えば、年収300万円の人であれば、貸金業者と呼ばれるカードローンの利用、クレジットカードのキャッシングの利用は100万円が上限となります。
これは貸金業法が定める総量規制と呼ばれるもので、年収の1/3以上の借り入れを制限する法律です。
しかし、借り換えローンならば、仮に総借り入れ金額が年収の1/3を超過している場合でも、借り換えローンの契約は可能と貸金業法は定めているのです。
理由は、今の債務が安くなる、利用者に取ってメリットがある契約ならば総量規制を超えてまとめることはOKとしています。

・銀行の対応

 

消費者金融と比較して銀行カードローンの場合、総量規制対象外ということもありますが、法律の制限がないから限度額が大きいという訳ではありません。
銀行はリスクを極端に嫌がる傾向があり、総量規制を超える契約をすることは少ないのです。
そもそも銀行は企業や、高年収層に融資をしてきた歴史があるため、消費者金融のように個人へ柔軟に審査をすることが得意ではないありません。
そのため、年収金額が高い富裕層、法人経営者のよう人には、高額な限度額で契約することはあるものの、年収200万以下の給与所得者への審査に慣れていないという傾向があります。
年収500万円を超える、年収の中間層と呼ばれる人は銀行カードローンの申し込みを検討した方が良いでしょう。
しかし、銀行によっては、保証会社が柔軟な審査をすることもあり、平均的な給与所得者への審査も対応してきています。この部分の審査は常に銀行カードローンの課題と言われており、現在も着々と進化を続けています。

?消費者金融と銀行カードローンの商品に違い

 

消費者金融と銀行で同じようじ借り換えローンとしていても、商品自体の特性が違います。その違いについて確認していきます。

・消費者金融の商品特性

 

大きく注意するべき点は、消費者金融の借り換えローンは契約を組んだ後、返済のみの取引になります。これは貸金業法に基づく借り換えローンが、契約後は返済のみの取引にしなければならないとされているためですが、少し不便に感じます。
イメージとしては住宅ローンや自動車ローンを考えると理解しやすいでしょう。借り入れ金額をまとめた後は完済するまで返済のみの契約に限定されるのです。
まとめることで毎月の返済金額が2/3〜1/2まで軽減されます。都合が良い月には多めに入金することで元金が減ってくる特性があるので毎月の都合に合わせて入金できるのは嬉しいですよね。
銀行で住宅ローンを組むと毎月の返済は固定化されていますが、カードで毎月入金することによって、都合の良いときは多めの入金をすることで返済期間は短くなります。

・銀行カードローンの商品特性

 

限度額の範囲内でまとめて借り換えした後は、限度額の範囲内で利用することが可能となっています。例えば、限度額を200万で契約できた場合に借り換えで100万円の枠を利用したなら、残りの100万円の枠は自由に利用できるというイメージです。
また銀行カードローンの場合、おまとめに利用可能としている銀行は柔軟に対応しています。
審査結果によるので、必ずしも希望どおりの限度額になるとは行きませんが、まとめた後も追加利用可能ということがユーザーから支持を集めています。
借り換え後に、カードローンの利用が0になるということも考えにくく、限度額内まとめは非常に有効な借り換え手段と言えます。

?大きなメリットは返済金額の軽減です

 

借り換えローンを検討している人の多くは、現在の返済金額を軽減したいという要望が大半を占めています。
毎月の返済金額が2万円、3万円と増えていくと経済的負担も大きくなってきますし、返済金額軽減されるのであれば検討してみようと考える人が多いのです。
返済金額が2/3程度まで軽減したら、今後の返済計画もかなり楽になってきます。そのため、借り換えローン希望で複数の金融機関の審査する人もいますね。
借り換えローンの審査内容は各消費者金融や銀行に応じて異なります。もし、1社、2社で審査落ちしたとしても3社目で契約可能ということもあるので、諦めずに現在のローンを安くする方法を模索する必要があります。

2.借り換えの審査について

 

各会社の独自の審査内容になっています。
大まかには、

  • 最大金額で年収の1/2までは容認する
  • 勤務先の規模
  • 勤務先の勤務期間、年収金額
  • 自社で利用していた取引実績内容

 


などを審査内容に盛り込んでいるところが多いのです。
消費者金融は自社取引実績に審査の重要性を置くのに比べ、銀行は年収金額、勤務先の規模に審査の重要性を置いています。
このように、審査項目の重要点が消費者金融、銀行で大きく変わってくるのです。

?総量規制を超えても契約可能?そのメリットとは

 

総量規制と呼ばれる、年収の1/3を超えての借り入れをすることは法律で禁止されています。
しかし、貸金業法以前(平成19年以前)から消費者金融を利用している人は、年収の1/3の借り入れが容認されており、そのような以前より利用していた人も借り換えの対象になるということです。
借り換えローンは年収の1/3の規定に該当しないと考えてもらえば良いでしょう。

・消費者金融で契約するメリット

 

消費者金融で借り換えローンを契約するメリットは、

  • 手続きが非常に楽でスムーズ
  • 他社の清算も代行して手続きをしてくれる
  • 金利は確実に安いものが適用されるため返済金額が2/3から半分前後に減る

 


というのが、大きなメリットで、ほとんどの手続きを代行してくれるので手間がかかりません。

・銀行カードローンで契約するメリット

 

銀行で借り換えローンを契約するメリットは、

  • 銀行で契約する限度額の範囲でまとめるため、自分で他社を清算
  • 金利は消費者金融の契約よりも安いので金利分の軽減率が高い
  • まとめた後も限度額の範囲内で追加利用することができる

 


と、このように手間がかかる反面、契約限度額の範囲で利用できるため、今後の利用も安い金利で利用できるメリットがあります。
銀行は独自の審査基準で契約をしていますが、借り換えローンを利用する場合には事前に申し出てくださいとしている銀行もあり、目的が借り換えであれば柔軟に審査をする姿勢を前面に出しています。
また、審査内容によりますが、まとめが契約不可でも通常のカードローンでなら契約可能とするケースもあり、銀行カードローンの初回金利は14.6%のケースが多いのです。
しかし、14.6%は落胆する金利ではなく、消費者金融の借り換え金利の平均金利が13.5%〜14%なのを考えると、充分安い利率であると言えます。
銀行での借り換え申込を検討するなら、手間が非常にかかりますが、金利が安くなるメリットを考えると検討の余地ありですね。

?年収による審査が大きなポイントです

 

銀行の契約は、年収金額と返済金額を照らし合わせて、返済できると判断されれば契約可能になるケースが多く、高年収者が有利になります。
どこの消費者金融、銀行も借り換えローンの基準を公表していませんが、最大でも年収の半分、1/2を契約金額の上限にするところが多いとの話もあります。

3.借り換えの相談はどこがいいのでしょうか?

 

消費者金融、銀行で審査内容や契約後の内容に大きく違いがあるので、自分が譲れない部分を事前に把握して申し込みをする会社を選ぶ必要があります。
考えられる優先事項としては、

  • 面倒なことは嫌だから消費者金融でスピーディーにまとめたい
  • 他社の清算は面倒だから代理でやってもらいたい
  • まとめた後も何かのために利用できるカードを持っておきたい
  • 金利は安いものがいい
  • どうせ、まとめるなら消費者金融ではなく銀行が良い

 


と、金利か時間なのか?何を優先するかで契約する会社も変わってきます。
おすすめとしては、契約後も利用できる銀行カードローンの枠内でまとめたほうが良いと思いますが、銀行の審査基準もあるので希望どおりにならないこともあります。
そのようなケースでは、
銀行の審査に通らなければ、消費者金融で借り換えをするという方法でも良いと思います。

?借り換えのデメリットについて

 

メリットについてはポイントを確認しました。では、まとめた場合のデメリットについてはどのようなことがあるのでしょうか?

・消費者金融で契約するデメリット

 

契約する前は総量規制対象外も、契約後の借り入れ金額は総量規制対象金額になるので、

  • 追加利用が全くできない可能性が高い
  • 返済金額が少なくなるが、設定金額で入金をすると返済期間が長くなる
  • 借り換えの平均金利が14%前後とあまり金利の恩恵を受けられない

 


と、このようなケースで、借り換え後の方が苦しくなるという事実もあります。
消費者金融で借り換えローンを契約する場合、電話案内で「借り換え案内はどうですか?」と案内から契約するパターンが多く、言われるがままに契約をして、利用できない事態を想定していなかったということがよくあります。
そのため、どうしても利用する必要があるときに、レイクなどの総量規制対象外会社で契約をして、何のために借り換えたのかわからなくなってくることもあります。

・銀行カードローンで契約するデメリット

 

銀行の大きなデメリットとして挙げられるのは、

 

  • 時間をかけて申し込みをしたのに否決になることがある
  • 他社清算、明細書の送付などの事務手続きが面倒なことがある
  • 契約後に利用も可能なため、借り換え後に借金が増えていることがある
  • 毎月の返済金額自体は大きく減少しないことがある(返済回数は大幅に減少)

 


このように、時間をかけた割に成果に結びつかないということがあります。
まとめた後に自分で返済計画を立てないと、元の借り入れより残高が増えてしまい、どうしても必要な場合に利用ができないということがあります。
これは借入金額よりも毎月の返済金額にフォーカスしてしまう点と、限度額があるゆえに限界まで借り入れてしまう点が問題であると言えます。
そのため、まとめた後のことまで計画を立てる必要があります。

?金融機関は返済能力まで調査できません

 

わかりやすいように、同じ年収のAさんとBさんの年収を例にすると、

 

  • Aさんは年収400万円の会社員ですが妻、子供1人の3人家族です
  • Bさんは年収400万円ですが、独身で実家暮らしです

 


このように、同じ年収の2人を金融機関はどう見るのでしょうか?
この二人を比較した場合、年収だけで見ると同じですが、実際に生活費にかかる金額は違うものですよね。金融機関はある程度の計算はしますが、実際の返済能力は本人のみが知るもので正確な調査をできません。
できないと言うより、あえてしないという方が正しいかもしれません。
お小遣い制の会社員であれば、毎月自由にできる金額は3万円〜5万円前後が平均と言われています。支出を考えた場合に、高校生のアルバイトよりも返済能力が低くなるとも考えられるからです。
消費者金融や銀行は、お金を貸すことが仕事なので、この部分には触れてきません。自分の返済能力は自分のみが知るものです。計画的な利用を心がけましょう。

4.まとめ

 

消費者金融と銀行を比較しての借り換えローンのメリット、デメリットを検証しました。返済に困った場合は、消費者金融でも銀行でも、現在の契約内容より良い条件で契約の組み換えをしてくれます。
借り換えローンは契約前よりも契約後こそ気を付ける必要があり、下手をすると債務が増えているということも少なくありません。そのために自分の返済能力を自分で知り、返済までの出口を計画する必要があります。
しっかり熟慮して自分の希望する契約、イメージどおりの契約をしてくれる会社を選んでください。

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