カードローンの審査が甘い銀行はありますか?

消費者金融と銀行を比較すると、銀行は敷居が高いイメージはありませんか?
銀行は書類1枚の記入に関してもこまかく指摘してきますし、住宅ローンの申請には何度も足を運ぶ必要もあり、なんとなくお堅いイメージがありますよね。
ここ数年、そのお堅い銀行が発行するカードローンが人気を集めているのですが、その理由として、消費者金融で利用するより安心感がある・金利が安いという差別化ポイントがあります。
その結果、銀行の支持が高まり、2015年には消費者金融の総貸付金額を銀行カードローンが上回ったという、驚きのデータがあるくらいなんです。
さて、上記内容の背景には、

  • 専業主婦の契約が全て銀行に流れている
  • 過払い金返還の問題

 

など、いろいろな要因が隠れていますが、
このような情報は、月間消費者信用2015年10月号に記載されています。インターネット上に資料が掲載されていないので、もし興味がある方はリンクから確認ください。
それでは、本題の本当に銀行カードローンの審査は敷居が高いのかについて検証していきます。

1.銀行の審査は消費者金融が行っている

 

消費者金融は過払い請求に悲鳴を上げていますが、生き残りをかけて銀行の保証業務に力を入れています。
銀行カードローンの貸付条件を確認すると、保証会社アコムとか新生銀行レイクなどの表示を見ることがありますよね。
これは、銀行に申し込みをした人の審査を消費者金融が行い、契約者が債務不履行になると、保証会社が不履行債権を買い取るというビジネスモデルで成り立っています。
そのため、審査スタイルは従来の消費者金融が行ってきたものを利用しているのです。
銀行も、返済日を長期経過した人は、消費者金融に債権譲渡をすれば良いと最終的には考えているので、割と敷居が高い審査内容とはなっていません

?審査は銀行次第

 

銀行も個人消費者ローンのノウハウを身につけるため個人の審査に力を入れています。
銀行にとってローンの主軸は、住宅ローンや自動車ローンのように、収入証明書を取得して担保を確保した上で契約をしていました。
それを無担保、無保証で契約するのですから、銀行としては全く考えてもいなかった審査内容だったはずです。
銀行は早い段階で審査ノウハウを身につけて、消費者金融抜きでカードローン業務を行いたいと考えています。
そのため、自行独自の審査基準も設けていて保証会社が承諾した契約を、銀行が改めて否決にする場合があります。自行のリスクヘッジ審査です。
この部分が銀行カードローンの敷居を上げている要素になっていました。
断りの多くの理由は総量規制を超え、消費者金融で借り入れ不可となり銀行に申し込みをするケースが大半なようです。

?審査に通りやすいポイントの見極めはココ!

 

銀行はブランド勝負な部分もあり、誰にでも安易にお金を貸す契約をしないというビジネスモデルを持っています。
しかし、銀行の感覚も変わりつつあり、カードローンは手間がかからず儲かる商品であるということに気づきました。
今後、収益の柱に加えたいと考えている銀行がさらにカードローン市場に参入してくることは必至なのです。
そのため、初期の頃と比べてリスクを取る審査も励行していて、今後さらに柔軟に対応することが期待されています。

・銀行ローンの上限利率は14.6%が平均

 

銀行カードローンの特徴は、消費者金融と比べると利率が安いという点ですが、貸付条件表を見ると、上限利率18%になっている銀行もあることに気づきませんか?
これを「銀行のクセに高いな」と感じるのか「利率が高いのは理由があるのかな?」と感じることで見方がかなり変わります。
一概には言えませんが、上限利率が高い銀行カードローンは地方銀行やマイナーなネット銀行に多く、新規のお客さんが集まりにくいという特性があります。
さらに金利が高ければ誰も見向きもしないのは当然です。
これは、柔軟な姿勢でリスクを考えた審査をしている可能性が高い、こう考える方が妥当だと言われています。

2.総量規制に抵触しないので安心

 

銀行カードローンの特徴の1つに、年収の1/3を超える借り入れを制限する総量規制、これに抵触しないことが良く挙げられます。
しかし、認識しておきたいことは、給与所得者がお金を借りたいときに、いくらでも融資をしてくれる訳ではないということです。

・専業主婦、年金受給者の契約も柔軟に対応

 

自ら収入を持たない専業主婦は、総量規制の影響で、消費者金融との契約は事実上不可になりました。
そのため、専業主婦のカードローン契約は銀行が行っています。年金生活者も契約できるという点で、有識者の間では総量規制の骨抜きとも言われますが、
銀行は定職を持たない人の強い味方なのは確かです。
それに加え、銀行のおまとめローンは契約の使途がおまとめであれば、審査の上総量規制を超える契約も柔軟に対応してくれます。その反面、消費者金融に比べて審査に時間がかかるデメリットはあります。

最終的に銀行では、金利を安く抑えられるという点では優秀ですよね。

?銀行でも審査が厳しいとは限りません

 

銀行カードローンの審査は、銀行のみが行っているのではなく、保証会社が審査を行っているという部分が肝になります。
当然、審査を厳しくしている銀行もありますが、厳しくしすぎると肝心の新規契約数を稼げないという営業上の目標があるのも株式会社の悲しい性です。
最終的にリスクを考えますが、保証会社側が承認した契約は担保が取れているので、安心できる部分があるもの事実です。
このような事情から、上限金利を18%と定めて、顧客に応じて契約金利を変えているという事情もあります。

?甘い銀行から借りられてもメリットは少ない

 

では、総量規制の抵触を受けている人が、銀行カードローンで30万円の契約ができたと考えてみましょう。
利用方法にもよりますが、すでに総量規制に抵触しているなら、消費者金融に返済するための契約とも考えられますよね。
すでに返済できないのであれば、債務比率がオーバーしていることも想像でき、その借り入れで劇的に返済状況が変われば良いのですが、反対に自分の首を絞めている可能性もあるのです。
返済のための借り入れは、自電車操業に過ぎません。
カードローンは、現在の生活を豊かにするものであって、苦し紛れに契約をするなら契約をしない方が良いのです。改めて借り入れをする理由を自分に自問自答してみてください。

3.まとめ

 

なんとなく敷居が高いイメージのあった銀行ですが、常に変化を続け、柔軟な対応に変化しているのです。
消費者金融と契約できない専業主婦や定職を持たない人への柔軟な対応や、金利を安く契約できる状況は、今後のカードローン市場に大きな影響を与えることでしょう。
さらに、想像しているより銀行の審査は堅いものではないですし、申込は無料で行えます。もしかすると、現在利用しているカードローンより安い金利で利用できる可能性も広がります。
しかし、銀行の審査基準は一定水準を保っています。甘い審査の銀行を探している時点で冷静になる必要があり、
本当にその借り入れが、あなたに有益なものになるのか考えて申し込み検討する必要があります。

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